自転車のチェーンはなぜ錆びる 予防法を知っておこう
私の自転車のチェーンは錆びていて、なかなかに酷い状態です。
新しいものを買おうかなと少し思ったのですが、同じ管理方法では、
また同じ過ちを繰り返してしまうと思い、調べてみました。
自転車のチェーンはどうして錆びるのか
そもそもどうして、自転車のチェーンが錆びてしまうのか?
それは超簡単に説明すると、水と接触して、酸化鉄になるからです。
水と鉄が触れると、鉄の中にある電子は、水に取り込まれてしまいます。
水(H2O)は電子をもらったことにより、水酸化物イオン(OH-)を生じます。
鉄(Fe)は電子を失ったことで、鉄イオン(Fe2+)になり、構造が不安定になります。
そこで、2つのイオンが結合して、水酸化鉄であるFe(OH)3が生じて、
その後水(H2O)がなくなり、酸化鉄(Fe2O3)になってしまいます。
この酸化鉄が錆の正体です。
つまり、雨などにより水に濡れることによってチェーンは錆びていくのです。
それなら、雨の日に自転車に乗らず、屋根のある場所で管理していれば大丈夫と
いう話ですが、急な雨に会うことや水たまりに入ってしまうこともあるし、
高い湿度にも影響を受けるみたいです。
チェーンが錆びるのを防ぐ方法は?
チェーンカバーがついているものを買う
チェーンカバーがついているものを買うことで、雨との接触を
大きく減らすことができます。
少しお金がかかってしまっても、少し高いのを買うことで長く乗ることが
できるのであれば、そっちの方が長い目で見てお得です。
自転車を頻繁に使う人こそ、雨に濡れてしまう機会が多いので、チェーンカバーが
ついているのを買った方がいいです。
雨に当たらない場所やカバーをして保管
自転車の保管場所の理想は、雨と風の影響を受けない屋内です。
しかし、屋内に置くのが難しい人は、屋根のある絶対に雨に濡れないところで
保管しましょう。
もしも、屋根のある場所で保管できない人は、カバーをかけるようにしましょう。
カバーをかける場合は、中の湿度が高くなってしまい、錆びやすくなることが
あるので、天気のよい日にはカバーを外すようにしましょう。
濡れた時は水を拭く
もしも、予想外の雨や急な雨によりチェーンが濡れてしまった場合には、
すぐに水分を拭きとって、濡れた状態を放置しないようにしましょう。
そういった小さいことを怠ると、後で大変なことになります笑。
私は最初の方は、雑巾で拭いていましたが、ある時から全くやらなくなりました笑。
チェーンオイルを使う
チェーンオイルによって、錆を防ぐことはできます。
チェーンオイルにもタイプがいくつかあって、ウェットタイプが雨に強く、
錆を防ぐ効果が高いです。
チェーンオイルには、錆びを防ぐ効果もあるのは意外でした。
まとめ
自転車のチェーンの錆の対策は、簡単で誰でもできることです。
せっかく高価な良い自転車を買っても、適した管理をしないとどんどん
汚くなったり、故障の原因になります。
長く乗れるように適切な管理を怠らないようにしましょう。
私も十分気を付けます。