…気まぐれダイエット大学生。 だいたい雑談。 ダイエットと大学生のためになる情報を発信

強面の人たちから気づかされたおいしいと伝える大切さ

先日アルバイト中に、強面の若い兄ちゃん4人組が来店しました。

私はキッチンにいましたが、キッチンからでもホールが見えるような

店の作りになっていて、「怖そうだなー」と思って見ていました。

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社員さんがそのお客さんを席に案内すると、「ここちょっと狭くね?」

と言い、もう少し広い席を指さしながら「こっちでもいい?」と

言われ、そちらに座ることになりました。

 

また、注文するときも、明らかに社員さんの方が年上なのにため口で

注文している姿を見て、「ガラ悪いなー」と思っていました。

 

注文は結構入り、とりあえずドリンクだけすぐに作り、私は串カツを

揚げる仕事に取り掛かりました。

 

4人で40本くらいの注文で、最初に20本くらいぱぱっと揚げて提供しました。

変に絡まれるのも嫌だったので、丁寧に接客しました笑。

 

すると、強面の兄ちゃんたちは「うまそー」と言ってすぐに口に運んでいました。

そして、「これめちゃうまいやん!」とみんなが口にしながら食べていました。

 

私は揚げたてを食べてもらうために、少し時間を置いてテーブルの上に残っている

串カツの状況を見てから、残りを揚げようと思っていたのですが、兄ちゃんたちの

食べるスピードを見てすぐ残りを揚げました。

 

それを提供した時には、先に提出した串カツは数本しか残っていませんでした。

残りの串カツを提供した時には、さらに追加の注文を受けました。

注文しながら、揚げたての串カツを「うまいうまい」言いながら食べていました笑。

 

私はその姿を見て、気持ちよくてたまりませんでした。

私は衣をつけてパン粉をつけて油の中に放り込んだだけなのに、こんなにおいしいと

言われると、自分が褒められているようでとても嬉しかったのです。

 

追加の注文もおいしく食べてもらうためにより丁寧に揚げようと思い、

わくわくしながらキッチンに戻りました。

 

結局最後まで兄ちゃんたちは「うまいうまい」と言いながら料理を食べていました。

 

提供した料理に対して、こんなに大きな声で何度も「おいしい」と言ってくれた

お客さんは私の中で初めてで、初めてこんなに嬉しいことであること知りました。

しかも、私は料理というほどの仕事をしていないにも関わらず笑。

 

この時に思ったのが、日頃当然のように食べていた母親の料理に対して、

自分はほとんど「おいしい」と口にすることがなかったなと思いました。

 

もちろん、母親が作ってくれた料理がおいしくないわけではありません。

しかし、「おいしい」というのも少し恥ずかしいし、言う必要もないし。

 

けれど、こんなに「おいしい」と言われることが嬉しいことであることを

知っていれば、もっと口にしていたのにと後悔しました。

 

逆に、「これおいしくない」なんて言葉にされたらとても傷つくと思いまいした。

恐らく私は、母親に対して言ってしまったことがあると思います。

今考えると、一層申し訳ないと思います。

 

私がバイト中に作った料理以上に時間と手間をかけて作った自分の料理に

対して、「おいしい」と言われたら嬉しいこと間違いないはずです。

 

今後、母親の料理や友達の料理や、将来奥さんの料理を食べる時には、

必ず「おいしい」と口にしながら食べようと強く思いました。

(万が一、おいしくなかった場合はわかりませんが笑。)

 

そしてこの記事を見た皆さんも、恥じらいもありますが、料理してくれた人に対して

ちゃんと「おいしい」と伝えながら食べるようにしてください。

経験しないとわからないと思いますが、とっても嬉しいんです笑。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。